「まいと~く FAX Center エンタープライズ」のシステム構成
「まいと~く FAX Center エンタープライズ」のシステム構成
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 インターコムは2014年9月3日、仮想化環境での運用に対応するファクスサーバーソフトの最上位版「まいと~く FAX Center エンタープライズ」を12月から販売すると発表した。価格(税別)は、基本パッケージ(ソフトウエア+ハードウエア+保守サポート)が174万円から。クライアントライセンスが5ユーザー5万円から。

 Webブラウザー上でファクス送受信を行うクライアント機能を実装。ファクス送受信をペーパーレス化・電子化して業務効率化とコスト削減を可能にする。管理者による各種設定もWebブラウザーから行う。また、外出先からPDFやWordファイルを添付した電子メールを送信することで、添付ファイルの内容をファクス送信させることも可能。

 データセンター内の仮想環境上にファクスサーバーを構築し、業務システムや帳票システム、OCRシステムなどとファクス送受信機能を連携させることができる。公衆回線と接続する通信ハードウエア(ネットワークボックス)を各拠点に配備して、ファクス送信時に通信費の安い経路を自動選択するLCR機能も備えた。

 2015年3月には、障害発生時に自動リカバリーする冗長化オプションに対応する予定。動作環境は、ファクスサーバーおよび管理サーバーがWindows Server 2008/2012。クライアントがInternet Explorer、Google Chrome、Safari、Firefox。