[画像のクリックで拡大表示]

 インターネットイニシアティブ(IIJ)は2015年4月3日、スマートフォン向けワンタイムパスワード管理アプリケーション「IIJ SmartKey(アイアイジェイ・スマートキー)」を4月1日から提供開始したと発表した。電子商取引やSNSなどで本人認証する際、通常のパスワード認証に加えてワンタイムパスワードの二要素認証(二段階認証)を実行することでセキュリティレベルを高めることができるという。App StoreおよびGoogle Playから無料ダウンロードできる。

 TOTP(RFC 6238)標準規格の時刻同期式ワンタイムパスワード認証技術に対応したWebサービスで利用可能なワンタイムパスワード生成アプリで、1台の端末で複数のワンタイムパスワードを一元管理できる。動作確認済みWebサービスはIIJセキュアMXサービス(スペアメールオプション)、Amazon Web Services、Dropbox、Evernote、Facebook、Googleアカウント、Google Apps for Work、Microsoftアカウント。今後も順次追加する予定。

 アプリ起動時にTouch IDまたはパスコードによる認証を要求することで、第三者による不正操作を防止する。また、アプリの設定情報をQRコードでエクスポートすることが可能で、端末の機種変更時に設定情報を簡単に引き継げる。対応OSはiOS 8.1以降、Android 4.0以降。