NTTは加入電話網(PSTN)が2025年頃に維持限界を迎えるため、IP網への移行方針を示している。ISDNのディジタル通信モードも提供終了となる予定である(音声通話は継続)。今回は、IP網への移行についての認知度や、ISDNのディジタル通信モードの利用状況などを読者モニターに尋ねた。

Q1.加入電話網(PSTN)のIP網への移行を認識していますか?
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Q2.ISDNのディジタル通信モードを利用していますか?
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 認知度は「詳しく知っている」が5.7%、「ある程度は知っている」が38.2%と低い水準にとどまった。ディジタル通信モードの利用企業は51.0%。利用領域はEDIが35件と最も多く、警備が20件、WANが15件、G4 FAXが12件などと続く。移行計画を「策定済み」の企業は8.8%。「策定中」は27.5%だったものの、半数弱が「解決方法は見えていない」としており、気掛かりな結果が出た。他は「来年度以降に策定予定」が38.8%、「策定予定はない」が17.5%などである。

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