アイ・ティ・アールは、2013年度の国内アイデンティティー/アクセス管理市場が、前年度比9.1%増の160億円に達する見込みだと発表した。クラウド環境との連携拡大によるアイデンティティーの統合的な管理や、シングルサインオンによる運用面での効率化などで一定の需要があることが要因。

 今後も、クラウド環境での利用や業務でのスマートデバイス活用が広がることから同市場は拡大。2012~17年度まで年平均7.8%で成長し、2017年度には214億円に達するという。