直井研究員(以下、直井):えぇ!

平野所長(以下、平野):どうしたんだい。直井さん。

直井:ちょっと紛らわしいメールを受け取りまして。こちらのメールです。

平野:これはキャンペーンの案内メールだね。いつからいつまで、どのようなキャンペーンがあるのか。この機会に直井さんにも利用してほしいということがしっかり書かれている。案内のメールとしては比較的良いメールだと言えるだろう。とはいえ、これは一斉配信で名前を自動挿入するタイプのようだね。

直井:本文はいいメールなんです。

平野:これで一件落着だね。

直井:違うんです。所長!! この件名を見てください。

平野:どれどれ……。

<ご確認ください>○○割引キャンペーン詳細のお知らせ

なるほどね。そういうことか。ちなみに、直井さんはこのメールを見てどう思ったんだい?

直井:<ご確認ください>が目に留まり「誰からの確認の依頼かな。いますぐ読んだほうがよさそうだな」と思ってすぐに開封しました。でも、本文を読むとキャンペーンの案内で営業メールでした。自分が関わっていることではなかったので急いで確認する必要はありませんでした。貴重な時間を返してほしいです。

平野:貴重だと言っても、たかだか数秒のことだ。こうやって今でも腹を立てていることの方が時間の無駄じゃないかい。

直井:揚げ足を取らないでくださいよ!

平野:よし! では今日は、営業メールの件名について一緒に考えていこうか。

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