ストレージとネットワーク機器の巨人が「アプリケーション基盤」に注力する戦略を相次いで打ち出した。米EMCは、米ヴイエムウェアや米ピボタルなどファミリー企業と連携し、「第3のプラットフォーム」の提供を目指す。一方、米シスコは、クラウド事業参入で、ビッグデータ活用を促す。インフラの価値が「アプリ創出」に移ってきた今、ハードベンダーはPaaS(プラットフォーム・アズ・ア・サービス)に対して真っ向対決を挑まなければならない。EMC、シスコの戦略から、インフラの未来を探った。