「補償金額200億円」。ベネッセコーポレーションの情報漏洩事件では、セキュリティ被害の規模が100億円のカベを超えた。いったいどこまで脅威は増していくのか、企業やWebサイトはどこまで対策を打てばいいのか――。本特集では、セキュリティ対策が青天井となることへの回避策として、脅威の実態把握、最新対策とそのコスト、適切な判断のための方法を提示する。