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編集長の眼

ドラクエがすべてを教えてくれた

原 隆=日経FinTech 2017/08/08 日経FinTech
日経FinTech編集長の原 隆

 2017年7月29日、ドラゴンクエスト(以下、ドラクエ)XIが発売になった。報道によれば、初週の売り上げは好調のようだ。かくいう筆者も、ドラクエのためにずっと我慢していたPS4をついに買った。いま、幸せである。

 人は生まれる前の歴史は伝聞でしか知ることはできないが、生まれた後の歴史は体験として知っている。ドラクエは、まさに自身の歴史に深く刻まれてきた。ドラクエ、ドラクエIIは平日発売だったため、いまは亡き祖父が買ってくれた。ドラクエIII以降は誕生日やクリスマスのプレゼントを待つしかなかったが、基本的にほぼすべて遊んできた(ドラクエXオンラインは除く)。

 小さいながら「転職」という言葉を初めて知ったのはドラクエIIIだ。「遊び人」という職業があるのには驚愕したが、唯一、レベルを上げると特別なアイテム無しに「賢者」に転職できることを知り、遊び人と賢者は紙一重であることを知った。

 恥ずかしながらAI(人工知能)という言葉を最初に認識したのはドラクエIVだ。それまで、戦闘中は都度、プレーヤーがコマンドを選択しなければならなかったが、ドラクエIVでは初めて学習型AIが搭載された。つまり、方針さえ示せば、プレーヤー以外は自動的に戦ってくれたのである。当時としては極めて画期的で、子供心ながらに「AI=便利になること」を知った(誰彼構わず『ザラキ(相手を即死させる呪文)』を連発するクリフトを除く)。

 ドラクエVでは「結婚」の判断の難しさを知った。ドラクエVIでは「銀行」の機能を知った。ドラクエVIIでは3Dポリゴンの表現性の高さを知った。言い出せばキリが無いが、つまりはドラクエとともに人生を歩んできたということを分かっていただきたい。

変えるべきもの、変えてはならないもの

 最新作の話に戻ろう。さすがPS4とだけあって、その描画力の高さはすさまじいものがある。昔、2Dだったころに妄想で補完していた世界が、目の前で繰り広げられるのは実に圧巻だ。

 だが、一方で従来のコマンド入力画面のデザインは一作目と変わらない。主人公に名前をつけられるのも変わらなければ、一部を除けば主人公が決してしゃべることもない。

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