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記者の眼

空飛ぶ鳥になって地上を見る練習をしています

谷島宣之=日経BPイノベーションICT研究所 2017/01/06 日経BPイノベーションICT研究所

 2016年12月下旬、注文していた道具が届いた。あるトレーニングに使うもので、入手してすぐ練習を始めた。何かと言うと、空飛ぶ鳥になって地上を見るトレーニングである。宇宙飛行士になって地球を見る練習と言ってもよい。鳥や宇宙飛行士の視点から世界を見る際には、地上にいる自分の姿も視野に入れる。つまりトレーニングによって自分で自分を見られるようにする。

 とその飲み過ぎではないかと疑った読者がいるかもしれないが本稿は2016年12月28日に書いている。当初は「幽」の字で始まる漢字4文字の言葉を使って説明しようとしたが広辞苑を引くと出ていないし、インターネットを調べると芳しくないコンテンツがあれこれ出てきたのでやめた。

 トレーニングについては2016年12月7日に公開した「『先を観て考えろ』と言われても忙しいし閃かない」と題した拙稿の中で次のように予告した。

 「目の前の現実と将来の理想とを両方考え、想像し、両者の間を行ったり来たりする頭の使い方はどうすればできるのか。あるコンサルタントからイメージトレーニングが有効と言われたことがある。視点が急上昇し急降下する動画をご覧になったことがあるだろうか。(中略)ビジュアルブックにもなっているそうで日頃から眺めておくと良いと言われた。(中略)インターネットで調べてみると予想していたより高い本であり、迷いかけたがこの程度の投資ができないようでは先が無いと思い返し、発注した」――。

 「あるコンサルタント」はプロジェクトマネジメントのコンサルテーションやトレーニングを手掛ける峯本展夫プロジェクトプロ代表を、「ビジュアルブック」は『POWERS OF TEN A Flipbook』をそれぞれ指す。峯本氏が著書『プロジェクトマネジメントプロフェッショナル』の中で『POWERS OF TEN A Flipbook』を使ったイメージトレーニングを紹介しており、それをやってみようと思い立った。

 『POWERS OF TEN A Flipbook』は「POWERS OF TEN」という動画(短編映画)を基にした画像集である。地球から10の23乗メートル離れた宇宙のイメージから始まり、2ページごとに縮尺が10分の1になっていく。10の8乗メートル離れた場所まで下がると丸い地球の姿が広がる。10の4乗メートルまで接近すると米国シカゴの海岸になり、さらに下がるとピクニックに来て昼寝をしている男性の写真が出てくる。ページをめくり続けると視点は男性の手の中に入っていき、10のマイナス7乗メートルまで進むと男性のDNAが映し出される。最終ページには10のマイナス15乗メートルの世界が表現されている。

 峯本氏はトレーニングのやり方を次のように説明していた。「ゆっくりとページをめくり、前のページよりも大きな世界があることを強く意識する。今見えているものの全体は何かを考えるのに良いトレーニングになるだろう。プロジェクトで難問にぶつかったとき、このイメージを想いだしてほしい。今解決しようとしている問題はどんなレベルのものか冷静に考えることができればしめたものである」。

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