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記者の眼

ロープレをクラウドで徹底、ITエンジニア不足は機械学習で解決? 教育・採用に新風 (3/4)

大谷 晃司=コンピュータ・ネットワーク局教育事業部 2015/12/01 ITpro

携帯電話ショップ運営会社が教育事業にも進出

 ピーアップはTANRENだけでなく、米セールスフォース・ドットコムの営業支援ツールや、コミュニケーションツールの「ChatWork」、CYDASが提供する人材管理・分析サービスなど数々のクラウドサービスを使って事業を展開。そんな同社は現在、携帯電話ショップ運営という枠にとらわれない事業展開を進めようとしている。

 「今後通信だけではなくて、様々な業界がIoTでネットにつながり仕組み化されていく。例えば家具店なども、とても接客が難しくなるのではないか?『この椅子はSIMが入りますよ』とか、『このライトはスマートフォンの調光に対応していますよ』とかそういう接客が必要になると思う」。川名氏はこんな将来を展望する。

 さらにこうも述べる。「最近のサービスは誰が競合になるか分からなくなっている。『Uber』はタクシー業界のことを知らない人が作って競合になっている。『AirBnB』もホテルのプロだったわけではなくてITのクラウドのプロだった人が作って広がっている」

 ピーアップの強みは販売力、その源泉は接客であり、様々な商材に対応した接客ができる人材育成にある。そんな同社が来年参入を目指しているのが教育事業だ。まさに「誰が競合になるか分からない」を自ら体現しようとしているのだ。

開始2カ月で600人のITエンジニアが登録

写真6●Branding Engineerが展開する「Tech Stars」のトップページ
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 採用にも新しい動きがある。2015年9月末にベンチャー企業のBranding Engineerが開始した「Tech Stars」は、独自のアルゴリズムによって企業とITエンジニアをマッチングするサービスである(写真6)。開始からわずか2カ月しか経過していないサービスだが、既にリクルートホールディングスや、アプリ開発のモンスターラボ、メガネ・サングラス製造・販売のオンデーズといった企業がエンジニア採用のために登録しており、ITエンジニア、特にWeb系と呼ばれる人材に強いサイトとして認知度が上がり始めている。

写真7●「Tech Stars」を開発・提供するBranding Engineer代表取締役CEOの河端保志氏(左)、マーケティングディレクターの大沢俊介氏
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 “ITエンジニア不足”を追い風に、その急成長ぶりはかなりのものだ。ITエンジニアの登録数は開始から2カ月で約600人に上る。1カ月当たり300人だ。エンジニアだけに絞ったサイトとしては異例の数だという。そのうち6割がいわゆる“Web系”と呼ばれるITエンジニアである。登録者はFacebookやTwitter広告のほか、エンジニアの勉強会での告知、登録したエンジニアの紹介などを介して増えているという。「年内には1000を確実に超える」(Branding Engineer 代表取締役CEOの河端保志氏、写真7)勢いだ。

写真8●企業側とITエンジニアのマッチング画面の例(画面はスマートフォンの例)
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 Tech Starsの特徴は、エンジニアを採用したい企業と登録したITエンジニアをシステム的にダイレクトマッチングする点(写真8)。途中でエージェントがいくつも入るようなモデルではなく、さらに登録企業側も直接雇用をする企業が中心だ。

 企業が登録申請すると、企業側に同社がヒアリングに行き面談し、さらに企業はどういった言語やスキルを募集しているかなどをDBに登録する。大手企業とスタートアップでは採用したいITエンジニア像なども異なるため、DBから登録企業と登録したエンジニアの相関係数を出し、条件に合うエンジニアをリコメンドで企業側に提示する、という流れになっている。企業側はリコメンドされたエンジニアに「気になる」という形でオファーできる。企業側がスキルを検索してオファーを出すこともできる。エンジニア側は、現状は基本的な経歴、年数、職歴などを登録する。

 こうした仕組みの中でポイントとなるのが、条件に合うかどうかを判断するアルゴリズムであり、アルゴリズムは機械学習によって改善させていくとしている。同社にはそうした技術を持つ著名なエンジニアも参画しており、決して絵に描いた餅ではないものの、「現時点では、取得しているデータが少ないため、アルゴリズムの精度向上はこれから。今はあくまでもエンジニアの希望をかなえるため、エンジニアの希望条件以上のオファーしか送らないようになっている」(同社 マーケティングディレクターの大沢俊介氏)。

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