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記者の眼

門外漢が考える「話題の国産量子コンピュータはまがいものか?」

大森 敏行=日経NETWORK 2017/11/27 日経NETWORK

 先週、国立情報学研究所やNTTなどのチームが「量子コンピュータ」の初の国産機の開発に成功したと話題になった。このコンピュータの性能をクラウドで体験できるシステムを開発して公開するという(プレスリリース)。開発チームはこの量子コンピュータを「量子ニューラルネットワーク」と呼んでいる。

 私は量子コンピュータについての詳しい知識は持ち合わせていない。完全な門外漢といっていいだろう。当初は「量子コンピュータの研究や実用化は海外が先行していると聞いていたが、日本も追いついてきたのか」くらいの素朴な感想しかなかった。

 ただ、報道だけではこのコンピュータがどういう仕組みで動いているのか、今一つピンと来なかった。「光の粒」といった謎の表現を使って説明している記事もある。そこで調べてみたところ、ITproでは2017年4月の時点で既に報道していた。量子コンピュータに詳しい浅川デスクが原理を含めて丁寧に解説した記事だ。

専門家には評価されていない

 この量子ニューラルネットワークについて専門家がどのように評価しているのかもSNSでチェックしてみた。すると、どうやら専門家は量子ニューラルネットワークにはあまり高い評価を与えていないようだった。「世界初の常温量子コンピュータ」「スーパーコンピュータの100倍の性能」といった華やかな報道とはかなりの温度差がある。

 「これはいったいどういうことだろう」と記者としての好奇心が頭をもたげてきた。そこで自分なりに量子コンピュータについて調べてみた。すると、量子コンピュータには二つのタイプがあり、互いにかなり異なるものだということがわかった。このことは、量子コンピュータの専門家や技術に詳しい人にとっては常識らしい。しかし、前提知識のない一般人にとっては「そんなの聞いてないよ」という話だ。

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