今回は、記事の末尾にアンケートを用意した。テーマは「キーボードのこだわりポイント」。最近、市場に何か特別な動きがあったわけではない。スマートフォン/タブレットの普及で、世間一般のユーザーがキーボードに触れる機会は減っているかもしれない。しかしITproの読者なら、ドキュメント作成やコーディングなどで、世間のPCユーザーよりはキーボードに触れている時間が長いのではないだろうか。

 アンケートでは、そうした読者の意識や活用方法を聞いている。重い話題では全くないので、関心の薄い人もぜひご回答いただきたい。

※アンケートは締め切りました。ご協力ありがとうございました。

カーソルキーが合わずに肩こり

 ほかの人のこだわりポイントが気になるのは、最近、キーボードがらみで困ったことがあったため。メインで使っているノートPCのキーボードが体に合わなくなってきたのだ。2年前に新調したときはそれほど感じなかったのだが、最近は長時間使っていると肩こりがひどくなって頭痛までするようになった。

 そのノートPCはマイクロソフトの「Surface Pro 2」(写真1)。「2-in-1」と呼ばれるタイプで、タブレットと呼ぶには厚めの本体にぺらぺらのカバーに見えるキーボードを取り付けて使う。Surface Proのキーボードは「3」で劇的に改良されたが、「2」も見た目から想像するほどは悪くない。ストローク(キーを押して沈む深さ)は少ないものの、固い机の上で使えば適度なタッチ感で結構打ちやすい。

写真1●マイクロソフトの「Surface Pro 2」
写真1●マイクロソフトの「Surface Pro 2」
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 等幅キーピッチではない(中央のキーより端のキーの方が狭い)ことと、自分にとって不要なキーが付いていることから、一般的な日本語配列のキーボードは好みではなく、筆者はノートPCも含めて基本的に英語キーボードで使っている。Surface Pro 2も、ライターさんに米国で買ってきてもらった英語版キーボード(Type Cover 2)を取り付けて使っていた。

 前はそれほど気にならなかったのに、最近なぜこんなに肩こりするようになったのか。「加齢」という当たり前すぎる原因はさておき、よくよく考えてみたらカーソルキーを使うときに肩に力が入りすぎていることに思い当たった。