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記者の眼

働き方改革をするなら「小人の靴屋」のようなITを活用せよ

西村 崇=日経コンピュータ 2017/11/15 日経コンピュータ

 グリム童話に「小人の靴屋」という話がある。

 まじめな靴屋がいたが貧しく、靴を作る材料は一足分しかない。靴屋は翌日にすぐ靴を作れるよう、材料を準備してから休むことにした。

 翌朝起きてみると、きれいな靴が出来上がっていた。それが売れて、より多くの材料が買え、靴を多く作れるようになった。これが毎晩続き、売れる靴も増えていった。「誰が作っているのか」と靴屋が深夜、様子を伺うと、小人が靴を作っていたという話だ。

 記者は、ITを活用して働き方改革を進めている企業を取材している。そのなかで、業種も取り組み内容も違う2社の取材で、このグリム童話の同じ話が出てきて驚いた。業務を進める現場担当者にとって、活用するITが仕事を助けてくれる小人のような存在だというのだ。

 その1社が資生堂だ。活用しているITは、社内SNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)。社員同士でコミュニケーションを取りやすくして円滑に仕事を進められるようにすることを狙い、2016年11月から利用を開始した。

資生堂で情報共有に活用している社内SNSのYammer
出所:資生堂
[画像のクリックで拡大表示]

 3500人ほどの社員が、情報共有を主な目的に、日本マイクロソフトのYammerを利用している。営業担当者が売り場作りの工夫を共有したり、出張中の社員が現場から報告したりと、用途は多岐にわたる。

 そのなかで、ある社員が「Yammerは靴を作る小人のように、仕事に役立つITだ」と評していた。特に、Q&Aサイトとしての用途で役だっているという。担当する仕事で分からないことが出てきたときに、周囲に質問しても良い答えが得られなかった。

 そこで、社員がYammerに質問を書き込んだら、しばらくして別拠点にいる社員が的確な答えを返してくれたという。「悩んで仕事が進まない」といった無駄な時間を浪費しない点で、労働時間の削減につながる有効な働き方改革策だと言える。

 ITの社内導入を担当する、資生堂のグローバルICT部デジタルイノベーショングループの越智佑子氏は「Yammerは、知恵袋のような存在として、現場担当者に広く受け入れられている」と話す。

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