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記者の眼

FinTech記者の醜態、現金20万円を落とす

岡部 一詩=日経FinTech 2017/10/31 日経FinTech

 20万円の入った財布を無くした。どうやら盗まれたようだ。10月1日のことである。1カ月が経ったが、いまだに悔しい。20万円あれば何が買えたのか。余計に悔しくなるので考えないようにしているが、寝室にエアコンを導入して快適に冬を過ごすことはできただろう。旅行サイトを眺めていると、11月の3連休を使ってグアムに行くことも可能だったようだ。

 心ないある上司からは、「このキャッシュレス時代に、FinTechの記者が現金で20万円を落とすとは醜態だ」と、傷口に塩に塗られたりもしたが、普段から大金を持ち歩いているわけではない。20万円も財布に入れて持ち歩いたのは数年ぶりのことだろう。経緯は次のとおりだ。

 筆者は、10年間使ってきた洗濯機と冷蔵庫を買い換えようとしていた。10月に引っ越しを予定していたからだ。家電量販店では、現金払いとクレジットカード払いとでポイント還元率が異なる場合がある。20万円の買い物で、還元率に数%の差が出るとしたら看過できない。

 ATM(現金自動預け払い機)で20万円を引き出し、家電量販店に向かった。ところが「今回は還元率は同じ」と店員さんに言われたので、カードで支払うことにした。クレジットカードのポイントが付くからだ。そして財布には20万円が残った。好き好んで大金を持ち歩いていたわけではないのだ。

 不幸は突然やってくる。しばらく後、立ち寄ったそば屋のカウンター席の棚に財布を入れたカバンを置き忘れた。そのことに気付いたのは24時間以上が経過した後のことだ。いくら日本が安全でも無事である可能性は低い。筆者の油断が不幸を招き寄せたのは間違いないが、丸1日財布が入ったカバンを放置して気付けなかったのには理由がある。

 そば屋で夕食を済ませたのは日曜日。次の日は平日だった。筆者は仕事用にプライベートとは別のカバンで出勤する。平日の昼間は、買い物をすると言ってもコンビニや喫茶店がほとんど。財布とは別に持ち歩いているパスケースに入れたSuicaやクレジットカードを使うのが習慣だった。

 手元に財布がないことを知ったのは自宅への帰り道に入ったラーメン屋でのことだ。食券機を前に財布がないことに気付き、ラーメンを諦めて家に帰ったが、そもそもカバンがない。記憶の糸を手繰ってそば屋に飛び込んだ。カバンは出てきた。しかし、カバンの中にあるはずの財布は姿を消していた。店には防犯カメラがなかったので確証はないが、盗まれた可能性が高そうだ。その足で交番に向かい被害届を出したものの、今のところ「財布が見つかった」という吉報は届いていない。

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