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記者の眼

文系女子高生をどん底から救ったプログラミングの魅力

八木 玲子=ITpro 2017/09/27 ITpro

 「子ども向けプログラミング教室開講!」「無料体験実施中!」。小学校でのプログラミング必修化を控え、こんなチラシが頻繁にポストに入るようになった。小学生の娘の周囲でも「習い事でプログラミングを始めた」という話を聞くし、先日見学に行った学童保育施設も「オプションサービスでプログラミングを教える」ことを売りにしていた。

 記者も仕事柄、我が子をプログラミングに親しませたい気持ちがある。娘が幼い頃から「ScratchJr(スクラッチ・ジュニア)」を触らせたりしたが、自作のキャラクターをグルグル回転させるプログラムを作って楽しんだだけで終わってしまった。プログラミングを題材にした絵本を与えてもみたが、興味を示さない。

 これまで取材したスクールではどこでも、子どもたちが目を輝かせながらプログラミングに夢中になっていた。何となく、子どもは自然にプログラミングを好きになるものと思っていたが、娘はどうも様子が違う。「21世紀を生きるための必須スキル」などともいわれているのに、このままで大丈夫なのか。

 そんな折、「プログラミングの魅力を知って、大学進学も取りやめてエンジニアの道を選んだ」という19歳女性の存在を知った。ネットを活用する通信制高校「N高等学校」在学中にプログラミングを始め、卒業後すぐにIT企業に入社したという。彼女を惹きつけたものは一体何なのか。早速話を聞きに行った。

書籍編集者を夢見る文系少女だった

 その人とは、マネーフォワード 開発推進本部に勤務する河野湖々(ここ)さん。2017年3月に高校を卒業し、同年4月から社会人として働き始めた。「自分の強みは文系教科で、数学は苦手だった。でもプログラミングを始めて、“これしかない”と感じてエンジニアになった」と話す。

マネーフォワード 開発推進本部の河野湖々さん
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 PCは、幼いころから好きだった。PCが当たり前に使える家庭に育ち、小学校の課題をWordでこなしたり、ゲームで遊んだりしていた。こんなゲームを作れるエンジニアはすごい、との憧れもあった。

 一方で、自分にはエンジニアは無理だと思っていた。数学が苦手だったからだ。受験期には「国語と数学の偏差値の差が40くらいあった」(河野さん)ほどの文系。授業でプログラミングをかじったこともあったが、特別な興味は湧かなかった。好きな国語や英語を生かして、書籍編集者になりたい。そんな将来の夢に向かって、大学進学を目指していた。

 だが高校2年生で、壁にぶつかる。病気で長期間学校を休み、出席日数が足りず3年生に進級できなくなった。留年か転校かの厳しい選択を迫られる中で知ったのが、N高校。特に、専門学校を運営するバンタンとの提携によるプログラミングコースを用意していたことに興味を抱いた。

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