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記者の眼

利益出にくい専有クラウド、それでも提供するIT企業の思惑

広田 望=日経コンピュータ 2017/07/11 日経コンピュータ

 少し前の記者の眼でとあるサービスを「専有クラウド」と名付け、ユーザーはサービスを使い続けるメリットがなさそうだと論じた。追加で取材をしたところ、どうやらサービスを運営する事業者にとってもメリットが少なさそうだと分かった。

 専有クラウドはデータセンターを持つITサービス企業が運営するサービスで、サーバーを特定の企業が専有して使うクラウドだ。サービス形態はホスティングと同じだが、仮想マシンの性能を後から変更できたり基盤のメンテナンス時にも仮想マシンを止めずに運用ができたりといった使い勝手を強調してクラウドの一種のように呼ぶことが多い。

 プライベートクラウドの基盤運用をITサービス企業が担っているとも言えるサービスなので、「ホステッドプライベートクラウド」や「プライベートクラウド・アズ・ア・サービス」といった呼び方もある。

 NTTコミュニケーションズや富士通など多くのITサービス企業が運営している。米ヴイエムウェアや米ミランティス、米レッドハットなどプライベートクラウドの構築ソフトを販売するソフトベンダーは、専有クラウド運営事業者にも同様のソフトを提供している。

 専有クラウドはサーバーを1社が専有する分だけ利用料がパブリッククラウドより割高になるのが自然だ。筆者はそう考えていた。ところが実際にはそうでもないようだ。

 あるITサービス企業の事業部長は「(専有クラウドの利用料は)アプリの運用を請け負う前提の設定だ」と打ち明けた。専有クラウドは利益を少なくしてでも価格を安くしているという。

非効率なサービスだが安い

 レッドハットの内藤聡シニアソリューションアーキテクトは専有クラウドがパブリッククラウドより安くなると主張する一人だ。同社は専有クラウドを運営する事業者向けにクラウド基盤の構築ソフト「OpenStack」を従量課金制で提供している。

レッドハットの内藤聡シニアソリューションアーキテクト
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