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記者の眼

iPad Pro 10.5インチモデルの出来が良過ぎて悩む

石井 智明=日経パソコン 2017/07/04 日経パソコン

 レビュー用に借りた「iPad Pro 10.5インチモデル」を、アップルに返却してから早1週間。自分の「9.7インチiPad Pro」を使いながら、日々悶々としている。

 画面サイズの拡大をはじめ、ハードウエア各部が正常進化した新型iPad Proは、現時点での最良のiPadだ。9.7インチモデルも、使っていてほとんど不満のない、よくできた製品だったが、10.5インチモデルではさらに細部の改良が加わり、完成度が高まっている。

 このため、9.7インチモデルだけ使っていれば気がつくこともなかったような、ちょっとした違いが実は意外に大きかったりして、それが要らぬ悩みをかき立ててくれるのだ(図1)。

図1●左がアップルから借りた「iPad Pro 10.5インチモデル」の評価機。右が昨年、筆者が購入した「iPad Pro 9.7インチモデル」。新モデルは、本体サイズが縦横ともわずかにアップした
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コンテンツビューワーとしてフル稼働

 昨年の3月に発表されたiPad Proの9.7インチモデルを筆者が購入したのが7月のこと。それから約1年がたとうとしている今、自分の中では、もはやなくてはならないデバイスとなっている。

 iPhoneは電話なので、当然のように、いつでもどこでも持ち歩く。だが自分の場合、iPadも同様に大概のシーンで持ち歩いている。しかも、実際に使用している時間となると、iPad Proの方が格段に長い。

 ただし、今のところiPad Proの使い方は圧倒的にコンテンツビューワーとしてのそれだ。電子書籍の閲覧、Webブラウジング、YouTubeやテレビ番組の録画視聴などが主な用途だが、それ以外にもFacebookなどのSNSは、移動中でもない限り、極力iPad Proの大画面で利用している(図2)。

図2●新旧iPad Proで「日経パソコン」の表紙を表示したところ。画面サイズにしてわずか0.8インチ、面積にして20%ほどの差だが、実際の見え方はかなり違うのが分かるだろう
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