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記者の眼

シスアドは復活できるのか

玉置 亮太=日経コンピュータ 2017/06/09 日経コンピュータ

 「IBMのWatsonの実体は質問応答システム。概念マッチングを司る概念辞書の作り方がポイントです」

 「応用分野はどのようなものがありますか。例えば銀行の与信業務には?」

 「探索対象のデータベースに入っていないことには答えられないから、原理的には難しいでしょう」

 2017年6月3日、都内の大学にある会議スペース。50人ほどが参加した勉強会が開かれていた。テーマは、企業におけるビッグデータ分析と人工知能(AI)活用。聴講者は講師の言葉を一言も漏らすまいと聞き入り、質問を浴びせた。

JSDGの勉強会の様子
[画像のクリックで拡大表示]

 講師の一人、石黒由紀氏は製造業向けのデータ分析や活用支援を長年手掛けてきた経験を基に、製造工程から得られるデータを使った業務改革の勘所を紹介した。

 「製造の設備からは温度、圧力、電流量、駆動状態など実に膨大なデータをとれる。データを基に予測モデルを作ることで、長期的な品質予測に役立てられる」

 「最近ビッグデータが流行ってるらしいけどうちも何かできないの、などと社長から聞かれることが多いと思うが、やはり目的が重要。目的が決まらないとデータをどう活用するかは決まらない」

製造業向けのデータ活用の勘所を講演する会員の石黒由紀氏
[画像のクリックで拡大表示]

試験は廃止になったが…

 一見、どこにでもあるIT勉強会。実は参加者にはAIやビッグデータを学ぶという目的に加えて、ある共通した思いがあった。それは「システムアドミニストレータの復権」だ。

 勉強会を主催した団体の名称は「日本システムアドミニストレータ連絡会(JSDG)」。情報処理技術者試験の「上級システムアドミニストレータ」合格者を中心にした団体である。同試験は2009年度に廃止され、「ITストラテジスト」が後継となった。かつては会の名称も試験区分と同じ「上級システムアドミニストレータ連絡会」だったが、同試験の廃止を受けて現在の名称に変わった。

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