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記者の眼

逃げ出した猫を探す、追尾ミサイルの手法でBluetoothの限界に挑む

高橋 健太郎=日経コンピュータ 2017/06/05 日経コンピュータ

 猫が家から逃げ出した──。猫を飼っている人にとって、けがや病気に並ぶ心配事だ。IoT(インターネット・オブ・シングズ)が普及しつつある今、そんなときの備えになる技術的な対策は何か無いのだろうか。

 最近多く出回っているBluetoothを使った「落とし物防止タグ」「忘れ物防止タグ」は使えるか。だが、ちょっと調べてみると、使えなさそうと分かる。これらのタグ(発信器)はスマートフォンとBluetoothで接続し、タグがスマートフォンから離れると警告を発したり、その位置をスマホのGPS(全地球測位システム)で記録したりする。だから、接続が切れてから猫が移動してしまうと、どこにいるのか分からなくなってしまうのだ。

 だが逃げ出した猫を探せる手段はある。オープンストリームが開発した「ねこもに」という猫探しに特化したサービスだ。一度の発売延期を経て、2017年6月19日にようやく発売までこぎつけた。

 どんな技術で逃げ出した猫を探せるのだろうか。話を聞いてみると、IoTの開発事例としても興味深い内容だ。試行錯誤のうえに見出した解とはどのようなものか紹介したい。

ネックは電波の届く距離、開発延期で発信機の仕様変更

 「かっこよく言うとわれわれはBluetoothの限界に挑戦しています」(寺田英雄CTO)。そもそもBluetoothの信号は安定したものではなく、正確な測位をするのが非常に難しいという。

 ねこもには猫の首輪に付ける発信機とiPhoneのアプリをセットで利用する。実測値で半径75メートルの範囲内に猫がいれば、発信機が放出するBluetoothの電波をスマホがキャッチする。

ねこもにの発信機。試作品のため製品版と色などが若干異なる
出所:オープンストリーム
[画像のクリックで拡大表示]
別売りのケース。試作品のため製品版と色などが若干異なる
出所:オープンストリーム
[画像のクリックで拡大表示]
発信機をケースに入れて首輪に付けた様子。試作品のため製品版と色などが若干異なる
出所:オープンストリーム
[画像のクリックで拡大表示]

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