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記者の眼

2枚目の名刺のススメ、育児中の女性ITコンサルが理想のリュックを作るまで

八木 玲子=ITpro 2017/05/29 ITpro

 「私、実はこういうこともやってまして」。そんな言葉とともに、2枚目の名刺を受け取ることがある。本職とは別の、その人の“もう一つの顔”を表す名刺だ。

 職業柄、人に会うことが多いが、最近こうした機会がとみに増えている。実際、ここ2週間ほどの間にお目にかかった人だけでも、3人から2枚目の名刺をいただいた。

 そのうち2人が、一般企業で働く人だったのも印象的だった。複数の肩書きを持つ起業家や個人事業主は決して珍しくなかったが、それが一般のビジネスパーソンにも徐々に広がっているように感じる。彼ら彼女らに詳しく話を聞くと、2枚目の名刺が、本職にも大きなプラスの影響を与えていることを実感する。

 ここではそんな一人、横山加代子さんを紹介したい。IT企業に勤めながら、「働く女性のためのビジネスリュック」を考案。クラウドファンディングで資金調達し、募集開始後すぐに目標額を集めたすご腕だ。さらに2歳のお子さんを育てる母親でもあるというから驚かされる。

横山加代子さん。IT企業に勤務するかたわら、リュック制作を手掛ける
[画像のクリックで拡大表示]

反対押し切り大型リュックを開発、働く女性の支持集める

 横山さんがリュック開発に乗り出した理由はごくシンプル。「自分が欲しいバッグがなかった」からだ。

 元々はシステムエンジニアとして社内の仕事が多かったが、人事異動でコンサルタント職に転換。ノートPCを持ち歩く機会が増え、カバンの重さが身体にこたえた。つらさに耐えかねて整体に行くと、ひどい肩凝りを指摘された。

 そんなある日、職場の後輩の男性がビジネスリュックを背負って出社してきた。重みが両肩に分散され、身体への負担が少ないという。「これだ!」と思って探してみたが、当時は女性がビジネスで使えるリュックが少なく、自分に合うものが見つからない。

 だったら自分で作りたい。そんな思いが芽生えたが、バッグやファッションに関する専門知識など皆無で、何から始めてよいかも分からない。そのまま日々に追われ、時間が過ぎていった。

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