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記者の眼

難易度は囲碁よりも上、「人工知能で小説創作」は無謀な試みか

田中 淳=日経コンピュータ 2016/03/30 日経コンピュータ

 囲碁AI(人工知能)「AlphaGo」がプロ棋士に圧勝、とのニュース(関連記事:AlphaGoの「圧勝」から見えた、ディープラーニングの強みと課題)がまだ記憶に新しい2016年3月21日、AIに関するイベントが東京・汐留で開催された。「『人工知能は小説を書けるのか』星新一賞への応募報告会」である。

 主催は「きまぐれ人工知能プロジェクト 作家ですのよ(以下、きまぐれPJ)」。1000作品以上のショートショート(超短編)を残したSF作家の星新一氏にちなんだプロジェクトで、星氏の作品のようなショートショートをAIで創作することを目指している。「文学賞への入賞が目標。AIが創作した小説がそれなりのレベルに達しているあかしとなる」と、きまぐれPJ代表を務める、公立はこだて未来大学教授の松原仁氏は話す。

「きまぐれ人工知能プロジェクト 作家ですのよ」の代表を務める、公立はこだて未来大学教授の松原仁氏。人工知能学会会長でもある
[画像のクリックで拡大表示]

 きまぐれPJは2012年9月に発足。2015年、ショートショートの文学賞「第3回 日経『星新一賞』」に初めて二つの作品を応募した。この賞は「人間以外(人工知能等)の応募作品も受け付けます」とうたっているのが大きな特徴で、今回AIの応募が11編あった。

 応募報告会で取り上げたのは、きまぐれPJの作品2編に加えて、きまぐれPJとは異なる手法でAIによる小説創作に挑んでいる「人狼知能プロジェクト(以下、人狼PJ)」の作品2編の計4編。結果報告に加えて、今回の創作の手順や仕組み、プロ作家による作品の講評、きまぐれPJでの他の取り組みの状況、今後の方向性や課題について報告した。

 結果については、多くのメディアが取り上げていたので、ご存知の方も多いと思う。4編はいずれも受賞を逃したが、この中の1編以上が一次審査を通過した。どの作品が一次審査を通過したのか、「1編以上」とは具体的に何編なのかは「我々も知らされていない」(松原氏)。

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