2015年も、もうすぐ2カ月が過ぎる。筆者は、クラウドやビッグデータ活用、次世代インフラなどをテーマに取材することが多く、今年も年初から、製品やサービス、アーキテクチャーやコンセプトなど様々な話題を追いかけてきた。

 そうした中から、「これは興味深い」と感じたITトレンドを紹介したい。紹介したいネタは沢山あるが、今回は「ハイパー・コンバージド・システム」「データ開発」「HTAP(Hybrid Transactional/Analytical Processing)」の三つを見ていこう。

 ハイパー・コンバージド・システムは、ITインフラの構築・運用を効率化する最先端のアプライアンスで、クラウドの作り方にも関係する。データ開発は、ビッグデータ活用の課題の一つを解決するアプローチ。HTAPはデータ処理のトレンドで、新たなビジネスプロセスを生み出す可能性を秘める。