来る10月19日(日)は、平成26年度秋期情報処理技術者試験の実施日です。ITproの読者の皆様の中にも、受験を申し込まれた方がいらっしゃることでしょう。そこで今回は、試験問題の解法テクニックを、クイズ形式で紹介します。解法テクニックを使って、スラスラと問題が解ける快感を味わってください。そして、自信を持って、実際の試験に臨んでください。基本情報技術者試験の過去問題から例をあげますが、他の試験でも、同様の解法テクニックが役立つはずです。

【問題1】システム開発に関する問題です

 フェールセーフ設計の考え方に該当するものはどれでしょうか(H26春問15)

 作業範囲に人間が入ったことを検知するセンサーが故障したとシステムが判断した場合、ロボットアームを強制的に停止させる。

 数字入力フィールドに数字以外のものが入力された場合、システムから警告メッセージを出力して正しい入力を要求する。

 専用回線に障害が発生した場合、すぐに公衆回線に切り替え、システムの処理能力が低下しても処理を続行する。

 データ収集システムでデータ転送処理に障害が発生した場合、データ入力処理だけを行い、障害復旧時にまとめて転送する。

解法テクニック:英単語の意味を直訳する!
もし、意味の分からない英単語が問題のテーマになっていたら、その意味を直訳して判断しましょう。フェール(fail)は「故障」、セーフ(safe)は「安全」という意味です。