青山学院大学は2017年12月2日、外部機関への不審メールの送信が継続しているため、緊急措置として全教員のLDAPパスワードを初期パスワードに変更した。同大情報メディアセンターが緊急のお知らせを掲載している。学生に対してもパスワード変更を指示しているという。

 お知らせによると、既に全教員のパスワードを初期パスワードに変更済み。推測されにくいパスワードへの変更を推奨している。

 同大情報メディアセンターのWebサイトによると、メールシステムは「AOYAMA-mail」という名称で、日本マイクロソフトのOffice 365を採用している。「(Office 365の乗っ取り被害など)すべての可能性を含め現在、専門の機関に調査を依頼中」(青山学院大学)という。