NTT東日本とNTT西日本は2017年11月30日、フレッツ光の提供エリアにおける「フレッツ・ADSL」の提供終了、ならびに同エリアにおける「フレッツ・ISDN」の新規申し込みの受付終了を発表した。

 フレッツ光提供エリアでは、2016年6月30日にフレッツ・ADSLの新規申し込みの受け付けを終了していた。サービス提供終了は2023年1月31日を予定する。「保守物品の枯渇」や「利用者のさらなる減少」が見込まれることを理由に挙げる。フレッツ光の未提供エリアでは、サービス提供を継続する。

 NTT東西はフレッツ・ADSLの利用者に対し、「フレッツ光」または「光コラボレーションモデル」の光アクセスサービスへの移行検討を呼びかける。フレッツ光などに移行した場合の料金は、加入電話も同時にひかり電話に移行すれば、大半は現状より割安になると説明する。そうでないケースでも、「フレッツ光ライト」など従量制サービスを利用することで、現状より安価になるとした。

図1●料金比較例(NTT東日本、事務用)
図1●料金比較例(NTT東日本、事務用)
(出所:NTT東西、以下同)
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図2●料金比較例(NTT東日本、住宅用)
図2●料金比較例(NTT東日本、住宅用)
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図3●料金比較例(NTT西日本、事務用)
図3●料金比較例(NTT西日本、事務用)
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図4●料金比較例(NTT西日本、住宅用)
図4●料金比較例(NTT西日本、住宅用)
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