日本マイクロソフトは2017年11月28日、同社のパブリッククラウド「Microsoft Azure」のイベントスペース「Azure Anntena」を東京・渋谷に開設した。Azureのデモ環境やゴーグル型端末の「HoloLens」などを常設。今後1年で2500人の利用を見込む。

パブリッククラウド「Microsoft Azure」のイベントスペース「Azure Anntena」
パブリッククラウド「Microsoft Azure」のイベントスペース「Azure Anntena」
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 8人ほどが着席できるスペースに、HoloLensや大画面タブレットPCの「Surface Studio」といった米マイクロソフトの機器を設置。Azureとこれらハードウエアを組合わせたデモ環境を常設し、Azureのデモや相談会、ハンズオン、もくもく会(自習)などのイベントを定期開催する。利用は無料だが、ハンズオンではブログなどを通じた情報発信手段を持つユーザーを優先する。

ゴーグル型端末の「HoloLens」
ゴーグル型端末の「HoloLens」
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 Azure Anntenaはスタートアップ企業やデジタルネイティブ世代の個人にAzureを訴求する施策。大企業の意思決定層への営業活動、中小企業に対する利用シーン別の認知向上と合わせて、Azureを全方位で拡販する。