FM東京グループ会社ら、V-Low波利用しサイネージで体感気象連動広告の実証事業

2017/11/21
田中 正晴=日経ニューメディア (筆者執筆記事一覧

 エフエム東京のグループ会社であるTOKYO SMARTCASTと屋外広告事業者のヒットは2017年11月21日、ヒットが保有・運営する屋外デジタルサイネージに対して、V-Lowマルチメディア放送「i-dio」のデータ放送技術を用いて気象情報と連動した広告コンテンツを配信する「デジタルサイネージ体感気象連動広告」の実証事業を実施すると発表した。

 当日の天気や前日との気温差などを考慮した体感温度に応じた広告を配信する。アサヒ飲料と、気象情報ソリューションを提供するハレックスと共同で、体感気象に合わせた飲料広告を11月23日から26日まで、首都高速沿いの大型デジタルLEDボードに掲出する。

 体感気象に応じた広告とは、例えば「昨日と同じ気温でも、風が強めに吹くと体感的にはより寒く感じる」と判断して、缶コーヒーのホット飲用を訴求する。「乾燥していて喉に違和感を感じやすい」というケースでは、体調に合わせた乳性飲料を訴求するといった内容で、アサヒ飲料の飲料商品を差替表示する。

図●デジタルサイネージで体感気象連動広告の実証事業
(発表資料から)
[画像のクリックで拡大表示]

 TOKYO SMARTCASTは、i-dio上のチャンネル「TS ONE」を運営するほか、法人向けのデータ放送事業を展開、放送波の利点である一斉同報性、高いセキュリティを生かした活用法を提案している。この実証事業はこの一環で実施するもので、首都高速道路を走るドライバーの共感を得やすい新たな屋外広告メニューの開発を目指す。

 実証事業は、首都高沿いの2箇所で11月23日から11月26日に実施する。内容の出し分けも行う。また、災害時における放送波の耐障害性を活用した用途として、デジタルLEDボードを一斉に制御する技術実証も行う。

[発表資料(PDFファイル)へ]

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