2017年11月1日昼ごろ、アマゾンジャパンの電子書籍販売サイト「Kindleストア」に、GMOインターネットから漏えいしたとされる個人情報が販売されていたことがわかった。販売ページは14時ごろ削除され、現在はアクセスできない。

Kindleストアの販売ページ。商品の説明文には、「GMO」や「告発」などと書かれていた。
Kindleストアの販売ページ。商品の説明文には、「GMO」や「告発」などと書かれていた。
(出所:Amazon.co.jp)
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 販売ページの説明文には、「GMO」や「告発」、個人名などが書かれていた。販売されていたのは、2017年10月にあきらかになった、GMOインターネットの「サイトM&A」から漏えいした個人情報とみられる。ただし、漏えいした個人情報はファイル共有サイトなどで公開されていたため、犯人が販売したかどうかは不明。

 販売ページの削除前にGMOインターネットに問い合わせたところ、「個人情報が販売されていることを確認した。アマゾンに対して削除を依頼し、警察にも連絡を入れた」(広報)と回答した。その後、該当ページが削除された。一方、アマゾンジャパンは「通常のプロセスでは出品時にチェックが働くが、今回どういう経緯で販売されたかは調査中」(広報)と回答している。