UQコミュニケーションズは2017年10月23日、携帯電話サービス「UQ mobile」の秋冬モデルの新機種を発表した。富士通製の「arrows M04 PREMIUM」を10月26日に、シャープ製の「AQUOS sense」を11月下旬に発売する。前島勲事業開発部長は「秋冬のコンセプトは『プレミアム』である」とアピールする。

 arrows M04 PREMIUMは富士通のSIMフリースマートフォン「arrows M04」の特別仕様版。arrows M04で2GバイトだったRAMを3Gバイトに、16GバイトだったROMを32Gバイトに強化した。さらに、選択できる筐体色にUQ mobileオリジナルの「レッド」を追加した。価格は一括販売の場合は3万6396円(税込み)。2年間の分割払いの場合は月額1080円(プランSの場合、初回のみ1188円)または月額540円(プランMまたはLの場合、初回のみ648円)となる。

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 AQUOS senseはKDDIやNTTドコモが冬モデルとして発表済みの機種。筐体色としてUQ mobileオリジナルの「エアリーブルー」を選択できる。価格は未定。

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 このほか、データ通信サービス「WiMAX」のモバイルルーターの新機種「Speed Wi-Fi NEXT WX04」を11月1日に発売する。無線LAN通信で「ビームフォーミング」(複数のアンテナで通信して電波を特定の方向に集中する技術)を搭載し、ルーターから離れた場所でも安定して通信できるとしている。キャリアアグリゲーションに対応し、下り最大440Mbpsで通信できる。通信サービスを新規契約した場合の価格は本体のみが2800円、クレードルセットが5500円。

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