フェイスブック ジャパンは2017年10月20日、衆議院議員総選挙の投開票が行われる10月22日に投票を呼びかける「投票者メガホン」をFacebook上に表示すると発表した。選挙後には当選議員や利用者の関心のある政策について情報を継続して取得できる「政策チェック機能」を公開する。
投票者メガホンは選挙権のあるFacebook利用者のニュースフィードに「今日は衆議院議員選挙投票日です」という通知とともに、「投票したことをシェアして、選挙を盛り上げよう!」と表示する。通知をタップするとタイムラインに「投票した」というコメントを投稿する。
政策チェック機能は投開票日翌日から、自らの選挙区を代表する政治家や関心のある政策に関する情報について、継続して取得するもの。利用者の住む地域や関心のある選挙区や都道府県を選ぶと、当選議員のFacebookページが表示され、フォローしたいページを選んでメッセージや投稿を受け取る。
憲法や経済成長といったテーマをフォローすると、テーマに沿った議員らの投稿内容をニュースフィードに表示する。政策チェック機能は米国や英国などで導入されているが、日本では今回が初めて。
同社によると、選挙期間中に公開されている投稿(ページ、個人のアカウント、グループ)で最も言及された選挙関連の話題は「安全保障関連」だったという。