華為技術日本(ファーウェイ・ジャパン)は2017年10月10日、新製品発表会を開催し、SIMロックフリースマートフォンの新製品「honor 9」を国内発表した(写真1)。
honor 9は、国内4社のMVNOが10月12日に発売する。価格は5万3800円(税別)と発表された。
1万3000台のhonorを廃棄したことも
発表会には、ジャパン・コリアリージョンのデバイスプレジデントを務める呉波(ゴ・ハ)氏が登壇(写真2)。honor 9について、「スマートフォンのファッションリーダーになることを期待している」と語った。
honorブランドについて呉氏は、「これまで一貫して若者をターゲットにしてきたが、年齢とは関係なく、フレッシュな体験を求める人に向けたブランドだ」と紹介した。
特に、製品の品質には妥協せず、厳しく管理してきたという。その具体的な事例として、「honorの運送中にトラックのタイヤから出火したことがあった。ほとんどの端末には問題なかったが、ユーザー体験を保証するために1万3000台、3億円相当の端末を破棄したことがある」(呉氏)とのエピソードを明かした(写真3)。
新製品のhonor 9については、「honor 8のデザインDNAを受け継ぎ、3D曲面ガラスを新たに採用した。新色のグレイシアグレーを日本市場に投入する」(呉氏)と紹介した(写真4)。