フジテレビグループのコーポレートベンチャーキャピタル(CVC)であるフジ・スタートアップ・ベンチャーズと、トランスコスモス、チームラボの3社は2017年9月27日、AI(人工知能)に不可欠な機械学習に特化したサービスを提供する新会社を共同で設立し、AIコンサルティング事業を同日に開始したと発表した。新会社の名称はマシンラーニング・ソリューションズ(MLS)である。

(出所:フジ・スタートアップ・ベンチャーズ、トランスコスモス、チームラボ)
(出所:フジ・スタートアップ・ベンチャーズ、トランスコスモス、チームラボ)
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 MLSは、今後需要が急激に拡大すると見込まれるAI導入に関する技術支援ニーズに対応し、AIの高度化・精緻化に必要な機械学習に関するコンサルティング事業を行う。また並行して、AI関連のベンチャー企業に対する資金支援と技術支援を行うインキュベーション事業の展開も予定する。

 世界最高レベルでのAI技術支援力を提供するにあたり、東京大学大学院教授で理化学研究所 革新知能統合研究センター長の杉山将氏のほか、機械学習の分野において世界レベルで活躍する研究者をMLSの技術顧問に迎えた。機械学習に関する総合的なAIコンサルティングサービスを提供していくという。

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