さくらインターネットは2017年9月21日、米シマンテックのSSLサーバー証明書の更新方法を12月1日以降に案内すると発表した。米グーグルが9月11日に同社のWebブラウザー「Chrome」でシマンテックのSSLサーバー証明書を無効化すると発表している。このため、Webサーバーでシマンテックの証明書を使い続けると、Chromeユーザーがアクセスしたときにエラーが発生したり、警告が表示されたりする恐れがある。この対応に関する案内だ。

さくらインターネットの告知ページ
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(出所:さくらインターネット)
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 グーグルは2018年3月15日にベータ版をリリース予定のChrome 66から、2016年5月31日以前に発行されたシマンテックのSSLサーバー証明書を無効化する。さらに2018年9月13日にベータ版をリリース予定のChrome 70では、2017年11月30日までに発行されたシマンテックの証明書すべての証明書が無効化する。

 さくらインターネットは、シマンテックの証明書を使ってWebサーバーを運用しているユーザーは2017年12月1日以降に証明書の更新が必要だとしている。