VAIOは2017年9月21日、都内で新製品発表会を開催し、個人向けノートPC「S Line」の新製品や、法人向けブランド「VAIO Pro」を発表した(写真1)。
個人向けの「S Line」は3機種で、11.6型の「VAIO S11」と13.3型の「VAIO S13」は構成によりLTE通信機能を搭載する。価格はともに10万4800円(税別)から。9月21日より受注を開始し、LTE非搭載モデルは9月29日、LTE搭載モデルは10月27日に発売する。15.5型の「VAIO S15」の価格は8万9800円(税別)から、9月29日に発売する。
法人向け「VAIO Pro」シリーズは、基本スペックはS Lineと共通だが型番が異なり、11.6型が「VAIO Pro PF」、13.3型が「VAIO Pro PG」、15.5型が「VAIO Pro PH」になる。
Windows 10のデータプランに国内で初めて対応
発表会にはVAIO 代表取締役の吉田秀俊氏が登壇(写真2)。新製品について、「社長交代後の新体制において、要になる製品だ。ノートPC全体ではA4サイズの数量が多いものの、VAIOは外出先や家庭内で持ち運んで使えるモバイル時代にふさわしい製品を出していく」と紹介した。
LTE搭載モデルはマイクロソフトが提唱する「Always Connected PC」に対応しており、国内で初めてWindows 10の「データプラン」を利用できる。