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速報

数時間後に混むエリアはどこ? ドコモが18年度にも滞在人数の予測技術を実用化

金子 寛人=日経コンピュータ 2017/09/20 日経コンピュータ

 NTTドコモは2017年9月20日、日本国内を250~500メートル四方に区切ったメッシュごとに、数時間後の滞在人数を予測する技術「近未来人数予測」を開発したと発表した。観光地の混雑緩和や大規模イベント会場周辺の警備員の配置最適化などへの活用を想定している。10月21日に神奈川県藤沢市で開催される「ふじさわ江の島花火大会」などでの実証実験を経て、2018年度の実用化を目指す。

NTTドコモが開発した「近未来人数予測」の仕組み
(出所:NTTドコモ)
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 ドコモは、全国の携帯電話基地局におけるユーザーの在圏情報を基に1時間ごとの人口分布の推移を推定する「モバイル空間統計」を2013年に事業化している。この事業で得たビッグデータを、NTTグループが開発した人工知能(AI)「corevo」により学習する。具体的には、あるメッシュにおいて滞在人数の増減が起こった際、近隣メッシュではどのように滞在人数が変動しているかを解析し、メッシュ相互間の人数変動の関連性を学習する。これにより、数時間先の各メッシュの滞在人数を10分単位で予測できる。

 実証実験では現在と今後の人数変動予測をスマートフォン(スマホ)やタブレット端末、デジタルサイネージなどで地図に重ねて閲覧可能にする。それを基に、例えば(1)団体旅行の添乗員が、観光地が混み合っている場合に後の旅程を入れ替えるなどして混雑を避ける、(2)スポーツの試合や花火大会の開催前後に、時間ごとに混雑しそうなエリアに警備員を多く配置する計画を立てる、といった活用を検討している。

NTTドコモが想定する「近未来人数予測」の活用例
(出所:NTTドコモ)
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 ドコモは2015年以来、他社との積極的な業務提携を通じて新たな事業創出を目指す「+d戦略」を打ち出している。モバイル空間統計についても、2016年6月から東京無線協同組合、富士通、富士通テンと共同で、エリアごとのタクシーの利用需要を予測する技術「AIタクシー」の開発を進めている。今回も同様に他社の技術を取り入れてモバイル空間統計の新たな用途を開発し、事業拡大につなげる狙いだ。

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