Ericssonは2017年9月12日、日本最大のMSO(ケーブルテレビの統括運営会社)であるジュピターテレコム(J:COM)に次世代テレビサービスのベンダーに選定されたと発表した。

 J:COMは、自社の375万のケーブルテレビ加入世帯に対し高度にパーソナル化したマルチスクリーン対応のテレビ視聴体験を可能にするために、エリクソンの「MediaFirst TVプラットフォーム」を選択したという。基本設計を2017年第3四半期に開始する。

 J:COMの井村公彦社長は「変化の激しいテレビ業界において競争力を保つには、他社より一歩先に行く必要がある。私たちは、シームレスでパーソナル化したTV Everywhereサービスが、それを可能にすると確信している。エリクソンのプラットフォーム採用は、サービス革新の最前線においてわが社の地位を強化することになるだろう」といった内容のコメントを寄せている。

[日本語の発表資料へ]
[英語の発表資料へ]