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速報

エアホッケーに没入型ビデオ、ソフトバンクが5G活用のデモ

佐藤 雅哉=日経コンピュータ 2017/09/08 日経コンピュータ

 ソフトバンクは2017年9月8日、第5世代移動通信システム(5G)を使ったデモンストレーションと産業分野での応用事例の説明会を開いた。デモでは5Gの特徴である低遅延通信を生かしたロボットアームの遠隔制御や、高速通信を使った映像の伝送技術などを紹介した。

 ロボットアームの遠隔制御デモではロボットがエアホッケーの円盤(パック)を打ち返す様子を紹介。人が打ったパックの動きを台上のカメラで認識し、カメラにつながったサーバーが画像などからパックの予想軌道を算出、5G通信でロボットに送って打ち返していた。5Gを使うとカメラからロボットへの通信遅延時間を、LTE通信と比べて5分の1以下となる2ミリ秒以下に抑えられた。デモは4.7GHz帯の周波数の電波を使った。

5Gの低遅延通信を利用してロボットがエアホッケーの円盤(パック)を打ち返すデモ
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 ソフトバンクは低遅延通信の用途も解説。無線通信の遅延が機械制御に影響を及ぼす恐れのある、ファクトリーオートメーション(FA)やコネクテッドカー、ドローンの自動操縦などを想定するとした。

ロボットアーム制御のデモの仕組み
(出所:ソフトバンク)
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 高速通信の特徴を生かしたデモには、様々な方向の映像を自由に表示できる「イマーシブ(没入型)ビデオ」を取り上げた。4台のテレビカメラで撮影した多方向の映像を合成、データを圧縮した後にスマートフォンやタブレットに5Gで送信して、リアルタイムに表示させた。見たい方向にスマホを向ければ、動きに合わせて映像の向きも変わっていた。

イマーシブビデオのデモの仕組み
(出所:ソフトバンク)
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 ソフトバンクはLTE通信では通信容量や伝送遅延の制限があり、高精細でリアルタイムな映像を表示するのが困難と説明。イマーシブビデオの用途として、スタジアムでの試合やイベントの多方向映像をVR(仮想現実)やAR(拡張現実)で楽しむケースを紹介した。

スポーツ観戦にイマーシブビデオを利用するイメージ
(出所:ソフトバンク)
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 同社の湧川隆次先端技術開発室室長は5Gのサービス開始に向け、コネクテッドカーやIoT(インターネット・オブ・シングズ)と組み合わせた実証実験を説明。グループ会社のSBドライブは2018年3月にトラックの隊列走行試験を実施する予定という。5Gを使ったサービスは2020年ごろの実用化を見込むが、「できるだけ早くサービスを展開できるように取り組んでいく」とした。

ソフトバンクの湧川隆次先端技術開発室室長
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