須高ケーブルテレビ(STV)と日本デジタル配信(JDS)は2017年9月6日、9月17日と18日に、アジアで初めて開催される「スラックラインワールドカップ」を長野県小布施町から、ケーブルテレビ業界共通の4K専門チャンネル「ケーブル4K」で4K生中継を実施する。

 さらに長野県ネットワークを活用した県内ケーブルテレビによるコミュニティチャンネルでの生放送(2K)、YouTube LIVEとFacebook LIVEによるインターネット生配信も実施する。長野県内から全世界へライブ映像を発信していく。

図●中継のイメージ
図●中継のイメージ
(発表資料から)
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 また、当日はスマートフォンなどで撮影した複数のカメラアングルを視聴者が自由に選択して楽しめるアプリ「Multi-Angle Player」による全国への生配信といった新しい視聴体験提供の取り組みも実施する。

 スラックラインは、5cm幅の狭いライン上で競技者がアクロバティックな技を展開するスポーツで10年前に誕生した。小布施町では、町内の幼稚園や保育園、さらには小中学校でも授業の一環として導入されるなど、「町民スポーツ」としての立ち位置を確立している。

図●競技の様子
図●競技の様子
(発表資料から)
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 2013年には小布施スラックライン部が立ち上がり、所属部員が世界で活躍している。須高ケーブルテレビ(STV)と日本デジタル配信(JDS)は、地域の活性化に貢献するスポーツコンテンツの普及促進や、競技発展への支援を目的として今回の取り組みを実施する。

 スラックラインワールドカップに関連して、両社は業界初の取り組みとして「ケーブルクラウドファンディング」サービスをスラックラインワールドカップジャパン実行委員会に提供していたが、目標金額(500万円)を早々にクリアし、プロジェクトは2017年6月30日 に終了した。

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