2017年8月31日22時ごろ、ソニーネットワークコミュニケーションズが提供する通信接続サービス「So-net」で障害が発生し、ユーザーはインターネットにつながりにくくなった。障害の原因は、「中継機器への大量アクセス」としている。

So-netの障害・メンテナンス情報のWebページ
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(出所:ソニーネットワークコミュニケーションズ)
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 ソニーネットワークコミュニケーションズによれば、So-netで障害が発生したのは8月31日21時50分から22時45分まで。ただ、9月1日になってもユーザーから「つながらない」「時間がかかる」といった問い合わせがサポート窓口に届いているという。ルーターの電源を入れ直したり、パソコンやスマートフォンでインターネットに再接続したりすれば解消するとしている。

 中継機器への大量アクセスは8月31日21時30分頃から発生。中継機器の処理が徐々に追いつかなくなり、インターネットにつながりにくくなったとしている。ただし、中継機器の種類や大量アクセスの原因/アクセス元は「公表できない」(広報)という。

 障害発生中は、So-netのWebサービスを利用したWebサイトにもアクセスしにくくなっていた。

 なおネット上には、So-netでインターネットに接続できないとき、ユーザー側でSo-net以外のDNSサーバーを使うように設定変更したら接続できたという報告が、ユーザーから寄せられている。

So-netを利用していると思われるWebサイトにアクセスすると503エラーが出た
So-netを利用していると思われるWebサイトにアクセスすると503エラーが出た
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