東京商品取引所(東商取)は2017年8月22日、売買システムである「J-GATE」に障害が発生して一時的に全商品の取引が停止したと発表した。同社はシステムの復旧作業を進め、同日20時ごろに取引を再開した。障害の原因は不明で現在調査中という。

東京商品取引所のWebサイト
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(出所:東京商品取引所)
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 東商取によれば22日17時ごろに売買システムで障害が発生した。17時40分には全てのユーザーの接続を切断し、全商品の取引を停止する状況となった。その後、普及のメドが立ったころから19時に注文受付を開始し、20時ごろに取引を再開した。同社は23日以降の取引は通常通り実施する予定という。

 東商取は日本取引所グループ(JPX)傘下の大阪取引所のデリバティブ(金融派生商品)取引とシステムを共用している。東商取では2016年12月27日にも夜間取引の開始が遅延するシステム障害が起こっていた。