台湾ASUSTeK Computerは2017年8月17日、台湾・台北でスマートフォンの最新モデル「ZenFone 4」シリーズを発表した。
発表したのは5機種で、リアカメラが特徴の「ZenFone 4」「ZenFone 4 Pro」、セルフィーに向く「ZenFone 4 Selfie」「ZenFone 4 Selfie Pro」、大容量バッテリーを特徴とした「ZenFone 4 Max Pro」である。日本でどのモデルを発売するか、また発売日や価格がどうなるかは、未定となっている。
背面にデュアルカメラ「ZenFone 4」
ZenFone 4シリーズでは特にカメラ機能が強化されている。「ASUS SuperPixel」エンジンを搭載、F1.7またはF1.8の明るいレンズと4軸の光学式手ぶれ補正により、低照度下での撮影性能が向上した。
シリーズの中で最も標準的なモデルとしては、「ZenFone 4」(ZE554KL)を発表した(写真1、2)。
リアにはデュアルカメラを搭載しているものの、カメラの出っ張りはなく、フラットな形状になっている(写真3)。メインカメラは1200万画素で、センサーはソニー製のIMX362、35mm換算で焦点距離25mmのレンズを搭載する。セカンドカメラとしては、35mm換算で焦点距離12mmの広角レンズを搭載した。
画面は5.5インチ・フルHD(1920×1080ドット)のIPS液晶。SoCは米Qualcomm製のSnapdragon 660または630。メモリーは最大6GB、ストレージは最大64GBを搭載する。
USBインタフェースはUSB Type-C。バッテリー容量は3300mAh。厚さは7.5mm、重量は165g。本体カラーは「Midnight black」「Moonlight white」「Mint Green」の3色。OSは、Android 7.0。