伊藤忠テクノソリューションズ(CTC)は2017年8月4日、同社が提供する分析用のクラウド基盤を試せる「分析PoCサービス」を発表、同日に販売を開始した。

 CTCとブレインパッドは、CTCのクラウド基盤「CUVICmc2」上で、欧州SAP製の予測分析ソフトウエア「SAP Predictive Analytics」を利用できるようにするサービス「分析プラットフォームサービス」を2017年2月から提供している。

 同サービスではPredictive Analyticsのライセンス料やサポート料は必要。ただし、CUVICmc2は使わなかった分は割引するクラウド基盤なので、AWSやMicrosoft Azureなどの一般的なクラウド上でPredictive Analyticsを利用した場合に比べて、「2割程度のコストメリットがある」(CTC)という。

 今回発表した分析PoCサービスは、分析プラットフォームサービスを使った予測分析を試せるサービス。例えば、1カ月前に実施した「1カ月後の売り上げの予測値」を、現在の売り上げと比較できる。

 分析PoCサービスの料金は、分析プラットフォームサービスの利用料込みで150万円(税別)から。