カドカワ傘下の角川ドワンゴ学園が運営する「N高等学校」(N高)は2017年8月2日、同校代々木キャンパスの通学コースにおいて、プログラミングを重点的に学習する「プログラミング クラス」を2018年4月に開設すると発表した。

 N高ではこれまでもプログラミングの学習に力を入れてきた。2018年度からは、従来のコースを「本科クラス」とし、新たにプログラミング クラスを追加する。2022年度から計画されている高校でのプログラミング学習の必修化に先駆け、プログラミング学習を強化するのが狙い。IT企業でのインターンシップカリキュラムや、IT企業への就活サポートなども提供する。

 定員は30名で通学日数は週5日。年間費用は108万円である。2019年度以降は代々木キャンパス以外のキャンパスでの開設も検討していくという。

 なお、現在はN高の提携スクールとして、グループ会社であるバンタンがプログラマ養成コース「バンタン プログラマーズ・ハイレベル・ハイスクール」を提供しているが、2018年度以降の新規募集は行わない。今後はプログラミング クラスがその役割を果たすことになる。