CCJは2017年7月25日、グループのケーブルテレビ会社であるシー・ティー・ワイ(CTY、本社:三重県四日市市)、エヌ・シィ・ティ(NCT、本社:新潟県長岡市)、ケーブルネット鈴鹿(CNS、本社:三重県鈴鹿市)の3社が提供する公衆Wi-Fiサービスの相互接続アプリ「CCJコネクト」をリリースしたと発表した。

 CTY・NCT・CNSの3社は、このアプリをスマートフォン・タブレット向けに「CTYコネクト」「NCTコネクト」「CNSコネクト」としてそれぞれ配信する。利用者は、このアプリを導入することで、3社が提供する公衆Wi-Fiサービス(暗号化された公衆無線サービス)の相互接続を実現する。

図●アプリの操作画面
図●アプリの操作画面
(出所:CCJ)
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 CCJコネクトでは、ケーブルIDプラットフォームに対応した個社IdPによる加入者認証方式(OpenID連携)を採用し、9月の機能実装に向けて開発を進めている。今後は、個社IdPによる認証・認可の仕組みを導入することで、ケーブルIDプラットフォームから提供される個人向けサービスについても対応を進めていく方針。

 なお、各社からリリースされたCCJコネクトの各アプリでは、公衆Wi-Fi相互接続に加えて、地域のイベントをライブ中継する機能と、地域の情報カメラ映像を配信する機能を搭載した。

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