パナソニックは、自動運転車をサイバー攻撃から守る新技術を開発し、この技術を利用した車載システムを販売する見込みであることが日経NETWORKの取材で分かった。同社は自動運転車の普及が進むのは2020年頃と見ており、2020年をメドに自動車メーカー向けに販売する。

 自動運転車の内部に急に高い電圧がかかるなど、外部からの攻撃の予兆を検知すると、まずその攻撃を遮断する。その後、同社が用意しているクラウドサービスに攻撃の情報を送信する。

 クラウドサービスでは、人工知能(AI)を使って攻撃の内容を分析。攻撃への対策を自動運転車に返すという仕組みになっている。