KDDIは2017年7月10日、都内でauの料金プランについての記者発表会を開催し、月額1980円からの「auピタットプラン」などの新プランを発表した(写真1)。
発表した新料金プランは、利用したデータ量に応じて月額料金が変動する「auピタットプラン」と、大容量プランの「auフラットプラン」、端末買い換えを支援する「アップグレードプログラムEX」の3種類。いずれも7月14日より提供を開始する。
「5割の利用者がデータ量を余らせている」
発表会には、KDDI 代表取締役社長の田中孝司氏が登壇(写真2)。「夏モデル発表の際には、docomo withへの対抗策として『ガツンと行く』と宣言してしまった。その新料金プランを本日、発表する」と切り出した。
最初に田中氏は、KDDI調べによる大手キャリア(MNO)と格安スマホ(MVNO/LCC)の稼働シェアをグラフで示した(写真3)。これによると、2015年4月から2017年3月まで、大手3キャリアは95%から一貫してシェアを落としている一方、MVNOのシェアは15%に到達しているという。