NTTドコモは2017年6月30日、全国に約2400店舗あるドコモショップの旗振り役である「旗艦店」として、ドコモショップ丸の内店をリニューアルオープンした。IoT製品の体験コーナーや、広いスペースを活用した季節に合った展示などで、顧客サービスを充実させる狙いだ。

 「ドコモショップは、顧客と直接対面できる重要なチャネルだ。リアル店舗の強みを生かし、旗艦店として新たな取り組みに挑戦する」とNTTドコモ営業本部販売部長の高本寛執行役員は述べる。丸の内店での取り組みは全国のショップにも水平展開する予定だ。新しい丸の内店のコンセプトは、「IoT製品の便利さや楽しさの体験」と「広い面積と立地を生かしたショップ空間」の2つだ。

スマホで操作できるドローンなど、体験できるコーナーを新設
スマホで操作できるドローンなど、体験できるコーナーを新設
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 「IoT製品の便利さや楽しさの体験」としては、5G時代に向けて、スマートフォンで操作できるドローンやVRゴーグルなどのIoT製品を体験できるスペースを新設する。

広いスペースを活用し、季節感のある展示をする。リニューアルと同時に展示するテーマは「アウトドア」だ。ニーズに合わせて随時変更する
広いスペースを活用し、季節感のある展示をする。リニューアルと同時に展示するテーマは「アウトドア」だ。ニーズに合わせて随時変更する
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 「広い面積と立地を生かしたショップ空間」としては、広い店舗内のスペースを活用し季節に合わせた情報などを発信する。リニューアルでは店舗面積を556平方メートルから930平方メートルに、フロア面積を324平方メートルから733平方メートルに増やした。6月30日からは「アウトドア」をテーマにIoT製品の展示を行うという。