カルソニックカンセイとユニアデックスは2017年6月30日、カルソニックカンセイの次世代IT基盤を見据えたネットワークの最適化とIT運用効率化について、米シスコシステムズの「Cisco DNA(Digital Network Architecture)」を使った実証実験を2017年7月から始めると発表した。

 Cisco DNAはSDN(ソフトウエア・デファインド・ネットワーキング)技術を組み合わせた複数のソリューション群で構成する。今回の実証実験では企業内のネットワークに特化したisco DNAのSDNソリューション「SD-Access」を採用した。

 従来はネットワーク機器ごと個別に設計・管理していたが、SD-Accessではポリシー設計を採用。ネットワーク管理者は事前にポリシーを設計すれば、コントローラ(API)経由で対象となるネットワーク機器を自動で設定・管理できるため、運用コストを削減できるという。

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ユニアデックスのWebサイト