アライドテレシスは2017年6月23日、ギガビットイーサネット・スマートPoE+スイッチ「AT-GS950/48PS」を6月30日から出荷開始すると発表した。1本のイーサネットケーブルでデータ通信と大容量の電力供給が可能で、無線LANアクセスポイントやIP電話を展開するのに向く。標準価格は29万8000円(税別)。
10/100/1000BASE-Tポートを44ポート、SFPスロットと10/100/1000BASE-Tのコンボポートを4ポートを搭載する。10/100/1000BASE-Tポートのうち24ポートにIEEE 802.3at準拠のPoE+機能を搭載した。1ポートあたり30W、装置全体で370Wまで給電可能。
Web GUIを実装し、Webブラウザーを使って保守管理できる。接続ミスなどで発生するネットワークのループを検出し、ポートをディセーブルにするループガードに対応した。特殊フレームの送受信によってループを検出するLDF検出に対応し、ループ収束後は自動的に通信を復旧させる。
VLANはIEEE 802.1Q準拠のタグVLANとポートベースVLANを使える。マルチプルVLANにも対応する。セキュリティ機能はMD5/TLS/TTLS認証に加えて、IEEE 802.1XダイナミックVLANを使える。本体寸法は幅440×奥行き431×高さ44mm、重さは約6.7kg。
デリバリースタンダード保守1年付き「AT-GS950/48PS-Z1」(30万8500円)、同5年付き「AT-GS950/48PS-Z5」(34万2700円)、教育機関向け同5年付き「AT-GS950/48PS-T5アカデミック」(26万8200円)をラインアップした。
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