リコーは2017年6月15日、エントリーモデルのプロジェクターの新製品「RICOH PJ WX2440/X2440/S2440」の3機種を6月30日に発売すると発表した。2015年2月に発売した「RICOH PJ WX2240/X2240/K111」の後継機種で、基本機能はそのままに入力インタフェースを強化した。価格はオープン。

RICOH PJ WX2440
RICOH PJ WX2440
(出所:リコー)
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 WX2440は最大解像度WXGA(1280×800ドット)に対応し、明るさは3100ルーメン、予想実勢価格(税別)は10万円前後。X2440は最大解像度XGA(1024×768ドット)で明るさ3000ルーメン、同9万円前後。S2440は最大解像度SVGA(800×600ドット)で明るさ3000ルーメン、同8万5000円前後。

 WX2440とX2440の2機種は、映像入力のHDMI端子を従来の1系統から2系統に増設し、うち1系統はモバイル機器から映像データを直接転送するMHLに対応した。また、アナログRGB(ミニD-Sub15ピン)1系統を引き続き搭載する。S2440は、アナログRGBとHDMIが各1系統。

 3機種とも投映方式に単板DLP方式を採用し、光源に190W高圧水銀ランプを搭載する。投影画面サイズは30~300型。投写距離は、WX2440が1.1~11.1m、X2440とS2440が1.2~13.1m。本体寸法は幅298×奥行き237×高さ92mm、重さは約2.6kg。

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